「引っ越しで不要になったソファ、捨てるのはもったいないけど…メルカリで売るには送料が高すぎる?」
そんな悩みを持ったことはありませんか?実は、家具は上手に出品すればしっかりと売れるジャンル。ただし送料や配送方法を間違えると、赤字になってしまうことも…。この記事では、メルカリで家具を売る際に知っておきたい送料の実態や、節約の裏ワザ、実際に売れた人の成功談まで徹底解説!これを読めば、大型家具でも怖くない!あなたもきっと、次の家具出品が楽しみになるはずです。
メルカリで家具を売る前に知っておきたいこと
メルカリで家具は本当に売れるの?
メルカリは日用品や衣類だけでなく、家具も売れるフリマアプリとして多くのユーザーに利用されています。特に、引っ越しや模様替えで不要になった家具を処分したいときに活躍します。ただし、売れるかどうかは「状態」「価格」「配送方法」に大きく左右されます。たとえば、ニトリやIKEAの家具は知名度があり、デザインもシンプルなため需要があります。また、無印良品などの人気ブランドは中古でも高く売れることがあるんです。
売れやすさをアップさせるには、写真や説明文に気を配り、買う側の不安を取り除くことが大切です。また、送料込みの出品にすることで、購入者の心理的ハードルも下がります。家具の出品は手間がかかるイメージがありますが、実際には「梱包・発送たのメル便」など便利なサービスもあるため、初心者でも安心して取引できます。
メルカリで家具が売れるかどうかはタイミングと工夫次第。需要のある季節やイベント(例:新生活シーズン)に合わせて出品すると、より売れやすくなります。
家具を出品する前に確認すべき3つのポイント
家具を出品する前に確認しておきたいのは以下の3点です。
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商品の状態チェック
傷や汚れがないか、壊れている部分はないかをしっかり確認しましょう。多少の使用感は中古品なので問題ありませんが、破損していると返品トラブルの元になります。 -
配送サイズの把握
家具は大きく、配送手段が限られるため、サイズと重さを事前に計測しておく必要があります。たのメル便では3辺の合計サイズごとに料金が変わるため、測定ミスは送料に大きく影響します。 -
送料を加味した価格設定
送料が数千円〜1万円以上になることもあるので、送料込み価格で利益が出るように出品価格を考えましょう。過去の類似商品の販売価格を参考にすると、相場感がつかみやすいです。
これらをしっかり押さえることで、スムーズな販売とトラブル防止につながります。
「売れやすい家具」と「売れにくい家具」の違い
売れやすい家具にはいくつかの共通点があります。まず第一に、コンパクトで一人暮らし向きのサイズであること。たとえば、1人用のソファや折りたたみテーブル、スリムな収納棚などは、需要が高くすぐに売れる傾向があります。
また、ブランド品やデザイン性の高いものも人気があります。北欧風インテリアや無印良品、IKEAなどの家具は、中古でもオシャレに見えるため注目されやすいです。
一方、売れにくい家具は、サイズが大きすぎる、重い、汚れが目立つなどの特徴があります。たとえば、4人用ダイニングセットや大型本棚などは送料が高くつくため、購入者の負担が大きくなり、売れにくくなります。
購入者目線で「自分ならこの家具を使いたいか?」と考えることが、売れる家具選びのポイントです。
出品写真のコツと説明文の書き方
出品写真と説明文は、家具が売れるかどうかを左右する大きな要素です。
写真のポイント:
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明るい場所で撮影(自然光がベスト)
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全体写真と部分写真の両方を載せる
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傷や汚れがある場合は正直に写す
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使っているイメージが伝わる配置で撮影する
説明文のポイント:
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サイズ(幅×奥行き×高さ)は必須
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使用期間や購入時期、購入価格も書くと安心感アップ
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配送方法や送料について明記する
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解体や梱包の有無を伝える
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ペット・喫煙環境の有無も記載すると親切
丁寧な説明と魅力的な写真で、他の出品者との差をつけましょう!
購入希望者とのやり取りで気をつけること
家具の取引では、購入希望者からの質問やコメントに丁寧に対応することが大切です。
まず、返信はなるべく早めに。人気商品は「先にコメントした人が優先」となる場合があるので、返信が遅れると他の人に取られてしまうこともあります。
また、送料や配送日程についての問い合わせには正確に答える必要があります。特に「いつ届くか」「受け取り方法はどうなるか」といった点は、購入者にとって重要です。
値下げ交渉にも柔軟に対応することで、購入意欲を高めることができます。ただし、あまりにも大きな値下げは利益が出ない場合もあるので、最低価格ラインを決めておくと安心です。
やり取りがスムーズで丁寧だと、評価も良くなり、今後の取引にも良い影響を与えます。
家具の送料はどれくらいかかる?主要サービス比較
メルカリ便(梱包・発送たのメル便)の料金目安
「梱包・発送たのメル便」は、大型家具や家電の発送に特化したメルカリとヤマトホームコンビニエンスの提携サービスです。特徴は、出品者が梱包する必要がなく、自宅まで集荷に来てくれて、設置先まで配送してくれるという点。特に家具のように重くて大きな商品を扱うときは、このサービスの便利さが光ります。
料金はサイズによって決まり、「3辺の合計サイズ」で分類されています。以下はその一例です(2024年現在):
サイズ(3辺合計) | 料金(税込) |
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〜80cm | 1,700円 |
〜120cm | 2,400円 |
〜160cm | 3,400円 |
〜200cm | 5,000円 |
〜250cm | 8,600円 |
〜300cm | 12,000円 |
〜350cm | 18,500円 |
〜400cm | 25,400円 |
たとえば、2人掛けのソファなら250cm~300cmサイズになることが多く、送料だけで1万円以上かかることもあります。そのため、出品価格には必ずこの送料を含めた金額を設定しないと、赤字になる可能性があります。
たのメル便の魅力は、トラブルが少なく、購入者も設置までしてもらえるという安心感。出品者・購入者の両方にとって便利なサービスなので、大型家具を出品するときの第一候補として検討して損はありません。
らくらくメルカリ便との違いと注意点
「らくらくメルカリ便」は、主に小〜中型の荷物向けの配送サービスで、メルカリとヤマト運輸が提携しています。コンビニやヤマト営業所から発送でき、匿名配送にも対応しているのが特徴です。しかし、大型家具には適していません。
らくらくメルカリ便で扱える最大サイズは「160サイズ」(縦・横・高さの合計が160cm以内)で、重さは25kg以下。つまり、椅子や小さめの収納棚などは送れますが、ソファやテーブル、ベッドのような大型家具は対象外となります。
料金は以下の通りです:
サイズ | 送料(税込) |
---|---|
60サイズ | 750円 |
80サイズ | 850円 |
100サイズ | 1,050円 |
120サイズ | 1,200円 |
140サイズ | 1,450円 |
160サイズ | 1,700円 |
「たのメル便」との主な違いは以下の通りです:
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自分で梱包が必要
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コンビニ等へ持ち込む必要がある
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大型家具には非対応
もし家具が160cm以下で軽い場合は、らくらくメルカリ便の方がコストは安く済みますが、それ以上のサイズの場合はたのメル便一択となります。
自分で配送?ヤマト便やゆうパックの利用は?
家具の送料を節約したい場合、「自分で配送手配をする」という選択肢もあります。ヤマト便やゆうパック、大型家具専用の配送サービスを利用すれば、たのメル便より安くなるケースもあります。
例えば、**ヤマトの「らくらく家財宅急便」**は、個人でも利用でき、集荷から設置まで対応可能。サイズや地域によって料金は変動しますが、たのメル便と同じように3辺の合計サイズで価格が決まります。
一方で、ゆうパックは最大170サイズまで対応していますが、重さは25kgまで。つまり、ソファや本棚などは送れない可能性が高く、使えるケースは限られます。
注意点として、自分で配送手配をする場合は、購入者との連絡が必要になり、手間も増えること。また、メルカリの「匿名配送」が使えなくなるため、個人情報のやり取りが発生するリスクも考慮しなければいけません。
費用と手間のバランスを考えて、自分で手配するかたのメル便を使うかを選ぶのが賢い選択です。
大型家具の送料が高くなる理由とは?
大型家具の送料が高額になるのは、単純にサイズや重さだけが原因ではありません。実は、家具の配送には特別な運搬作業や人員、時間が必要なため、普通の宅配便よりもコストがかかるのです。
たとえばソファやベッドは1人では運べないため、最低2人のスタッフが必要になります。また、建物の2階以上への搬入や、エレベーターが使えない場合の階段作業には追加料金がかかることもあります。
さらに、梱包にも工夫が必要で、角を守るための保護材や、輸送中の振動に耐えるような固定作業なども行われます。こうした手間を含めると、1万円以上の送料が発生するのも納得です。
そして配送業者は家具配送の際に予定調整や再配達のリスクも考慮するため、そのぶんのコストも上乗せされています。
つまり、大型家具の送料は「サイズ」+「作業コスト」+「手間代」の合計と考えるとわかりやすいでしょう。
送料込み価格にするか着払いにするかの判断基準
メルカリで家具を出品する際に悩むのが、「送料込み」にするか「着払い」にするかという点です。
結論から言えば、家具の出品では送料込みの方が売れやすいです。購入者側から見ると、着払いは「いくらになるのか分からない」「思ってたより高かったら嫌だ」という不安があるため、購入をためらう原因になります。
一方、送料込みで出品する場合は、売れた後のトラブルも起きにくく、購入者にとっては非常に親切です。もちろん、出品者としては利益が減ってしまうリスクもあるため、送料を正確に計算してから出品価格を決めることがとても大切です。
どうしても送料が読めないときや、地域差が大きい商品は、あらかじめ説明文で「送料は別途、地域によって変わります」と明記し、コメントで個別対応するのも一つの手段です。
送料を安く抑える裏ワザ5選
「たのメル便」のサイズ別料金と安くするコツ
たのメル便の料金はサイズによって決まるため、できるだけ小さいサイズで発送することが送料節約の鍵となります。たとえば3辺の合計が「250cm」までは8,600円ですが、これを解体して「200cm」に収めることができれば5,000円に抑えられるんです。この「たった50cmの違い」が、実に3,600円の差になることも。
そこでおすすめしたいのが、家具を出品する前に必ず採寸し、解体可能かどうか確認すること。特にテーブルやベッド、棚類はネジ式で簡単に分解できる構造のものが多いため、工具があれば自分でコンパクトにできる場合もあります。
また、たのメル便のサイズランクは「1cmでもオーバーすると次の料金になる」ため、ギリギリのサイズを狙うときは配送業者が測る可能性も考えて、余裕を持ったサイズ設計が大切です。
さらに、発送先が遠方になると配送可能エリア外となることもあるため、事前に配送可能エリアをチェックしておくのも忘れずに。これらの準備をすることで、送料を数千円単位で抑えることができます。
解体して小さくする!自力で梱包する方法
家具を小さくして発送するためには、解体作業と自力での梱包が有効な手段です。特に「らくらくメルカリ便」で160サイズ以下に収めたいときや、自分で配送手配をする場合にはこの工夫が役立ちます。
まず必要なのは、プラスドライバーや六角レンチ、レンチ類などの工具。IKEAやニトリなどの家具はネジ止め式が多く、説明書がなくても分解できることがほとんどです。解体したパーツはまとめて梱包し、傷がつかないようにプチプチ(エアキャップ)や新聞紙で包むことが大切です。
また、部品を失くさないように小袋にまとめて固定しておくことや、ネジや金具にラベルを貼っておくと再組み立てがスムーズになります。ダンボールは家電量販店やスーパーでも無料でもらえることがあるので、あらかじめ準備しておきましょう。
自分で梱包することで「たのメル便」のようなサービスを使わずに済み、ゆうパックやらくらくメルカリ便などの安価な方法で発送可能になるケースもあります。手間はかかりますが、送料数千円の差は大きなメリットです。
地元配送アプリや引っ越し業者との比較
メルカリ公式の配送方法だけにとらわれず、地域密着型の配送サービスやフリマ対応の引っ越し業者を利用するのも、送料を抑える裏ワザのひとつです。たとえば、「ジモティー配送」や「くらしのマーケット」などのアプリでは、個人間での家具運搬を請け負う業者や個人が見つかります。
これらのサービスは「地域限定」な分、トラックの走行距離が短くて済むため、料金が安く設定されていることが多いのが特徴です。中には「家具1点の配送で3,000円前後」といった格安プランを提供している業者も。
さらに、「引っ越し業者の積み合わせ便」などを活用することで、複数の荷物を一緒に運んでコストダウンできるケースもあります。引っ越しと合わせて家具を出品・配送する場合は特におすすめです。
ただし、これらの方法はメルカリの「匿名配送」が使えず、個人情報のやり取りが発生するため、トラブルを避けるためにも信頼できる業者かどうかをしっかりチェックしましょう。
シーズンによって変動する料金を見極める
家具の送料や需要は、実は季節によって大きく変動します。特に引っ越しシーズンの「3月〜4月」「9月」は配送業者の繁忙期にあたり、料金が割高になる傾向があります。こういった時期は、メルカリの配送サービスでも配達日が遅れたり、集荷予約が取りづらくなったりするため、注意が必要です。
逆に、オフシーズンである5月〜7月、11月〜1月頃は比較的料金が安定しており、配送もスムーズです。この時期を狙って出品・販売することで、安く・早く家具を売ることができる可能性が高まります。
また、配送サービスによっては「期間限定キャンペーン」を行っていることもあり、条件を満たせば割引が受けられることもあります。メルカリ内の通知や公式サイトで、定期的に最新情報をチェックする習慣をつけておくと良いでしょう。
シーズンごとの特性を活かし、出品タイミングをずらすだけで数千円の差が出ることもあるので、計画的に出品するのがおすすめです。
値引き交渉を逆手に取る戦略
送料を抑えるというよりは「実質的な利益を確保する」ためのテクニックですが、値引き交渉を想定して高めの価格設定をしておくことも戦略の一つです。たとえば、送料が8,600円かかる家具を「18,000円」で出品し、購入希望者から「2,000円引きできませんか?」と聞かれた場合でも、送料を引いた利益を確保しやすくなります。
また、交渉時には「送料が高いため、値下げは厳しいです」と送料を理由にしてやんわりと断ることで、強引な値引きを防げます。それでも購入者が納得してくれれば、結果的に満足度の高い取引ができるでしょう。
逆に、値下げを承諾する際も「送料込みでこの価格なので、これ以上は難しいです」と説明すると、価格の正当性が伝わりやすく、納得感のあるやり取りが可能になります。
価格設定と交渉テクニックを駆使すれば、送料負担をカバーしつつスムーズに売却できるチャンスが広がります。
実際に家具を売った人の体験談まとめ
ソファを出品したAさんの成功談
Aさんは2人掛けのソファをメルカリで出品しました。ブランドはIKEAで購入価格は約3万円。2年使用していたものの状態が良かったため、「送料込みで15,000円」で出品したところ、出品からわずか2日で売れたそうです。
成功のポイントは以下の3つ:
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写真のクオリティが高かったこと
Aさんは自然光の入るリビングで撮影し、ソファの全体像、細部(クッション部分や足元)、タグなどを10枚以上載せました。これにより、購入者が「状態が良い」と安心できたのが大きかったようです。 -
たのメル便の利用で安心感を演出
梱包や配送の手間がかからず、設置までしてもらえるたのメル便を利用することで、購入者も購入に踏み切りやすくなったとのこと。 -
説明文に愛着と誠意をこめた
「引っ越しのため泣く泣く手放します」「とても気に入っていたので、大切に使ってくださる方に届けば嬉しいです」といった一言が、購入者の心を動かしたそうです。
結果として、送料は約8,600円かかりましたが、差し引いても6,000円以上の利益が出て満足のいく取引だったとのこと。丁寧な対応が購入者の評価にも繋がり、その後の出品でも売れやすくなったと語っています。
ダイニングテーブルを手放したBさんの失敗談
Bさんは中古のダイニングテーブルを「着払い・送料別」で出品し、なかなか売れなかったという経験をしています。価格は8,000円と安く設定していたものの、「送料がいくらかかるか分からない」という理由でコメントは来ても購入にはつながらなかったそうです。
最終的に、「たのメル便」で再出品し、送料込みで18,000円にしたところ、ようやく売れたとのこと。しかし、送料が12,000円もかかってしまい、実質の利益は数千円に留まりました。
失敗から得た教訓は:
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最初から送料込みで出品すればよかった
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梱包・発送サイズを正確に計っていなかったため、予想より送料が高くついた
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説明文に配送方法の詳細を記載していなかったため、購入者が不安を感じていた
「家具は送料が肝」と痛感したとのことで、以降は送料と利益のバランスをよく計算するようになったそうです。
無料で引き取り手を見つけた裏技とは?
Cさんは古い本棚をメルカリで売ろうとしましたが、送料が高く、買い手がつきませんでした。状態もあまり良くなかったため、最終的に**「0円(無料)で出品」**という方法を取りました。
この出品方法は、メルカリの「価格交渉あり」の機能を活用し、「送料込み・0円。ただし受け取りに来てくれる方限定」という条件をつけたところ、地元の人からすぐに連絡が来て、取引成立。
この方法のポイントは以下のとおり:
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説明文で「取りに来てくれる方に限定」と明記
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家具のサイズ、状態、必要な持ち運び手段を丁寧に説明
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時間帯など柔軟に対応し、取引相手と信頼関係を築いた
結果的に送料ゼロ、処分費ゼロで引き取ってもらえただけでなく、「引き取りに来た方がすごく丁寧な方で、気持ちよくやり取りできた」とCさんは話していました。
不要な家具を無料で手放したいときには、こうした“地元での受け渡し”を条件にすると、スムーズな処分が可能になります。
配送トラブルとその対処法
Dさんは高さのある収納棚をたのメル便で発送しましたが、購入者の自宅にエレベーターがなく、階段での搬入となったため、当日に追加料金が発生するトラブルに見舞われました。
このようなケースでは、配送スタッフと購入者の直接対応となり、最悪の場合は持ち帰りになる可能性もあります。今回は購入者が了承してくれたため問題になりませんでしたが、Dさんは出品時に**「階段上げなどが必要な場合は購入者様ご負担となる場合があります」と事前に記載すべきだった**と反省していました。
また、搬入できなかったときのキャンセルについても、たのメル便の規約により送料は返金されないことが多いため、慎重に情報を提供することが大切です。
この経験から得た教訓は、「購入者の住環境もできるだけヒアリングし、必要であれば配送前に相談しておくこと」。スムーズな取引のためには、一歩先を読んだ対応が欠かせません。
評価アップに繋がったひと工夫
Eさんは小型の収納ボックスを販売した際、ちょっとした気配りで「神対応」と高評価を得ました。それが、「梱包時におまけで新品の布巾を添える」「お礼のメッセージカードを同封する」といった、**ちょっとした“+αの心遣い”**です。
特に家具のような大きな商品の場合、無事届くだけでも感謝されますが、さらに「丁寧な対応」を感じさせる一手間があると、購入者の満足度はグッと上がります。
Eさんはその後、メルカリ内での評価が上がり、他の商品もスムーズに売れるようになったと実感しています。
高評価は購入率の向上や信頼性の強化に直結します。「またこの人から買いたい」と思ってもらえるような取引を心がけることが、長期的に見て大きな利益を生むのです。
家具を売るなら知っておきたい注意点とまとめ
出品禁止の家具とは?
メルカリでは、どんな家具でも自由に出品できるわけではありません。出品が禁止されている家具や条件付きのものもあります。これを知らずに出品してしまうと、アカウント停止や商品の削除につながるため、注意が必要です。
代表的な出品禁止家具は以下の通りです:
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使用済みのベビーベッドやチャイルドシート(安全基準に問題がある場合)
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リクライニングベッドや医療用ベッド(電動機構含む)
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法令で販売が規制されている耐火金庫などの特殊家具
また、木製家具などにシロアリ被害がある場合や、臭い・カビ・腐食などがひどいものも、出品しない方が無難です。購入者とのトラブルの元になります。
さらに、著作権やブランド権を侵害する「偽ブランド家具」もNGです。IKEAや無印良品などの人気家具でも、明らかに模倣品と判断されると違反扱いになります。
出品前にメルカリの「禁止されている出品物」ページを確認し、自分の家具が該当しないかチェックすることが、安心安全な取引の第一歩です。
トラブルを防ぐためのチェックリスト
家具の取引は高額になることも多く、サイズや配送の関係でトラブルが発生しやすい分野です。そこで、トラブルを防ぐためのチェックリストを作成しました:
チェック項目 | 内容 |
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サイズ測定 | 幅・奥行き・高さを正確に測る |
状態の確認 | 傷・汚れ・がたつきの有無を明記 |
配送方法の明記 | たのメル便 or 自身で配送 |
配送可能エリア | たのメル便対応エリアか確認 |
購入者への説明 | エレベーター有無や搬入経路の確認 |
組み立て説明 | 必要な工具や方法を伝える |
出品禁止物確認 | メルカリ規約に反していないか |
特に「配送後に入らなかった」「想像よりも大きすぎた」というトラブルを防ぐには、サイズと配送条件の丁寧な記載が重要です。
チェックリストを活用し、1つずつ丁寧に確認することで、取引後の後悔を未然に防げます。
梱包・発送たのメル便のメリットとデメリット
たのメル便はとても便利ですが、万能ではありません。ここではメリットとデメリットをわかりやすく比較してみましょう。
項目 | メリット | デメリット |
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梱包 | プロが対応、出品者は不要 | 特殊形状の家具は追加料金の可能性 |
集荷 | 自宅まで来てくれる | 集荷日時に在宅必須 |
配送 | 設置までしてくれる | 対応エリアが限られている |
匿名配送 | 利用可能 | 一部地域では非対応 |
コスト | サイズで明瞭 | 大型になると1万円超も |
最大の魅力は「出品者が何もしなくていいこと」。これに尽きます。しかしその分、送料が高くなるため、利益が少なくなる点には要注意です。
また、購入者側にとっても「設置までしてくれる」ことは大きな安心材料になります。高評価を得やすく、トラブルの少ない取引をしたいなら、積極的に活用する価値があります。
ただし、特殊形状の家具や離島・一部地域では対応外になることもあるため、利用前には公式サイトでのエリア確認が必須です。
売る前に「引き取りサービス」との比較を
「メルカリで売るか、引き取りに出すか」悩んだ経験はありませんか? 実は家具によっては、引き取りサービスの方がメリットが大きい場合もあるんです。
たとえば以下のようなケースでは、メルカリ出品よりもスムーズかつお得です:
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売れても送料が高く、利益が出ない家具
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傷や汚れが目立ち、売れ残る可能性がある家具
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出品作業ややり取りが面倒で手間をかけたくないとき
無料で利用できる代表的な引き取りサービスには、自治体の粗大ごみ回収、家電量販店の下取り、リサイクルショップの出張買取などがあります。
たとえばニトリでは「引き取りサービス(有料)」があり、新品購入と同時に不要家具を回収してくれるので、買い替え時に便利です。
家具を売るか手放すかの判断は、「時間」「手間」「利益」のバランスを見て決めましょう。売ることが正解とは限らないのです。
家具販売で得られる意外な副収入とは?
最後に、「家具販売でどのくらいの収入が得られるの?」と気になる方も多いと思います。結論から言えば、家具は高く売れるものも多く、副収入としては非常に優秀なジャンルです。
たとえば、以下のような家具は高値で取引される傾向があります:
家具の種類 | 中古相場 |
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無印良品のチェスト | 10,000〜15,000円 |
IKEAのダイニングセット | 8,000〜12,000円 |
アンティーク調の本棚 | 15,000〜25,000円 |
引っ越しや模様替えのたびに使わなくなる家具は、捨てるのではなく「売る」という選択肢をとるだけで、思わぬ臨時収入になることもあります。
また、メルカリでの実績が増えることで、他の商品も売れやすくなり、フリマアプリ副業としての可能性も広がります。家具は「場所を取る」「手間がかかる」からこそ、工夫次第でしっかり稼げるんです。
まとめ
メルカリで家具を売ることは、ただの「不用品処分」ではなく、しっかりと収入につなげられるチャンスです。しかし、家具は大きくて重いため、送料が高額になることが多く、売れるかどうかは「配送方法」と「見せ方」に大きく左右されます。
この記事では、たのメル便の料金体系や、らくらくメルカリ便との違い、自分で配送手配をする方法まで、さまざまな視点で送料対策をご紹介しました。さらに、解体や地元配送サービスの活用、季節による価格変動といった“節約の裏ワザ”もお伝えしました。
実際に家具を売った人の体験談からは、成功のポイントや失敗を避けるコツが学べたと思います。また、出品前に注意すべき点や、引き取りサービスとの比較も行うことで、自分にとってベストな選択ができるようになります。
少しの工夫と準備で、家具の出品はグッと成功しやすくなります。ぜひこの記事を参考に、ムダなくスマートに家具販売をしてみてくださいね。